
理想的なミドシップ・スポーツカーとは
ハッと心を奪われるようなデザイン、心を震わせるダイレクトなその独特の走りの楽しさ。
そんなスポーツカー好きの憧れなジャンルである
だがしかし、一括りにミドシップ・スポーツといってもいろいろありまして
軽量級でいえば、ロータスのような軽量でとにかくドライビングに徹したものだとか、
またはアルファ4Cのような暴れ気味でよりスパルタンなものだとか
または、ミドル級でいえば、ポルシェのボクスター・ケイマンのような、
カッチリとしたフィーリングと、強固なボディの安心感に守られている方がいい
または世界観はだいぶ変わってはしまうが、ハイパワーなエンジンを積み、
ラグジュアリーな世界観も兼ね備えた名門ブランド、フェラーリやランボルギーニ、マクラーレンのようなスーパーカーとよばれるものもある
とにかくミドシップスポーツというカテゴリに一つで括っても、
いろいろなキャラクターのクルマたちが存在している
ミドスポーツに求めるもの、その嗜好性やクルマに求めるもの、
過激さであったり、快適性だったり、インテリアのオシャレさであったり
求めるその尺度は人それぞれではあるが、
皆が皆、楽しいクルマってのを求めているのは間違いないでしょう
そういう点では、このクルマ「A110リネージ」はそれらの良いとこどりだと感じている
ヘリテージとモダンが融合したエクステリアデザイン。
エンスー好みなブラウン基調の洒落たオトナなインテリア
ピリリと痛快なスポーツエンジンらしい元気なフィーリング
軽量でヒラヒラと駆け抜けられる軽快さ
そして、扱いやすくドライバビリティの高いハンドリングフィーリング
日常での乗りやすさ、快適性。 全てが高いバランスで作りあげられているのだ
2017年に復活をとげた、名門アルピーヌのレジェンドカーA110。
個人的に、”理想的なスポーツカー”の1台だと思っています
まず、そのデザイン。モダンとクラシックの融合。
丸目4灯のヘッドライト、ボンネットからフロントへと走る印象的なキャラクターライン。
コンパクトなボディでリアが少し長く、流れるようなフォルム。
RRだったオリジナル”A110”を彷彿とさせるシルエット 往年の名車オリジナルのA110を彷彿させながらも、現代のモダンテイストが取り入れられた素晴らしいもの
A110のレジェンダリーなその血筋をしっかりと受け継いでることを見ただけで実感できるエクステリアは、初代のA110を知る人なら、そしてそれを知らない人であっても息を吞み何度でも惚れ直すデザインだ
初代がバックボーンフレーム+FRPボディーの軽量でとにかくコンパクトなボディであったため、
比較をすると新生A110はかなり大きく見えてしまうが、 ライバル車である718ケイマンと比べると199mm短くて、3mm横幅は短く、全高にいたっては43mm低い。
昨今のクルマがどんどん肥大化していく中では、かなりコンパクトな部類だ。
それは、走りにも好影響を及ぼしている 新生アルピーヌA110の走りの良さの本質は、
そのドライバビリティの高さ、ドライバーによりそった正確で扱いやすい懐の深いハンドリングにある ボディは軽量で強靭な専用設計のアルミ製モノコックを採用。
その軽量で高剛性なボディは、ドライバビリティの高さに直結する 車両重量の軽減に加え、
重量配分の最適化や、ロールセンターを下げることにも配慮がなされている
そしてサスペンションは”前後”にダブルウィッシュボーンを採用
コーナリング時にアライメントの変化が少ないので、よりコントローラブルな心地の良いコーナリング特性を作り出すレイアウト
結構なスペースが必要となるサスペンション方式であるのだが、
それを車幅1.8mにすぎないミドシップ+横置きエンジンのレイアウトと巧みに組み合わせているのだ
およそ1100㎏の軽量・強靭オールアルミのシャシーの真ん中、
ドライバーの背後に搭載するのは252PSの4気筒ターボエンジン
4気筒ターボスポーツエンジンらしいグオオオオオオッと元気よく吼えるサウンド、
軽く体をグッと押し付ける気持ちの良い加速感、気軽にスポーツドライビングを叶えてくれる。
後から登場したSやRや、同じ系統のエンジンを搭載するメガーヌのルノースポールなどと比べれば出力は低いが、そのぶん気軽にアクセルを踏み込めるということでもある。
峠とかの狭くうねった道を走るときはこちらの方がピックアップもよくて楽しいだろう
約1100㎏の軽量級らしい華奢な動きと、気軽にアクセルを踏み込める丁度いいパワー、
そして限界点のわかりやすい、ほどよく”しなる”ような動きは ミドシップという、
難しい挙動を見せがちなレイアウトでありながら、クルマ全体から挙動を伝えてくれるようなフィーリングを持っており、ドライビングをしていて一体感や安心感を与えてくれる。
とにかく爽快なその動きは、”スポーツカー”のお手本
そのしなやかな身のこなしは、クルマと対話しながら駆け抜ける楽しさを心落ち着かせて味わう事が
出来るのだ
ただ刺激的なだけではなく、扱いやすく、オシャレである
どの場面においても走りもビジュアルも、総合的に高い点数をとってくる。
フランスメーカーが作るスポーツモデルらしい一台だといえましょう
そしてこの個体は、左ハンドル 本国のもともとの設計思想に忠実なものを求める、
エンスーなクルマ好きにはたまらない仕様だ
名門アルピーヌが作り出した、ひとつのスポーツカーの理想形
そのステアリングを握り、心地の良い至福のスポーツドライビングに出かけませんか?
リアが少し長く、流れるようなフォルムはRRだった往年の名車オリジナル”A110”を彷彿とさせるシルエット。
オリジナルの面影を残しつつ、ボディのラインや空力意識したディフューザー、
テールレンズの意匠であったりと現代的なエッセンスをきれいに落とし込んだステキなデザインだ
そのスポーツカーらしいフォルムにまとうボディカラーは
グリトネール メタリックと呼ばれるダークグレーのメタリックであるが
現代的な要素を盛り込み、ボディカラーをマットな質感に変身させるステルスフィルムでラッピング
メタリックグレーはマットな質感へと変貌をとげ、ボディに描かれる印象的なキャラクターラインのエッジがシャープに強調され ルーフはカーボンラッピングで屋根を黒く見せることにより
全体を低く引き締まった印象に
その足元には、リネージリミテッドはノーマルではFUCHS製の18インチが与えられるが サテンブラックカラーの”OZレーシングのウルトラレッジェーラ”をインストール。
ボディのマット感もより攻撃的なスタイルに
サスペンションには、伸び側と縮み側を独立してセッティングができる KWのVer.3車高調サスペンションをインストール
軽量なOZレーシングなホイールと、しなやかに追従して動くKWのサスで
そのスポーティネスさに磨きがかけられている
ヘリテージな雰囲気を残しつつ、現代的なエッセンスを取り入れたクールなエクステリアになっている
もちろん純正ホイールと純正サスペンションはございますので、
戻して乗るという選択もできますよ
インテリアに目を移そう。
上級グレードに位置するリネージ。
そのドアを開けた瞬間に飛び込んでくるのは ブラウンの天然皮革を基調に、
キルティングや随所にブルーのアクセントがレイアウトされるオトナな雰囲気のインテリア。
そこへ随所に設けられたカーボンファイバーアイテムが大人のスポーティネスを演出する
フランス国旗やキルティングレザーがあしらわれ、
スポーツカーであっても洒落たテイストを盛り込んでくるのがフランス車らしさを感じるインテリアだ

ブラウンのスポーツレザーシートは名門サベルト製。
しっかりとしたホールド性を持ちながら座った印象はしっとり柔らか。
シートヒーターも備え、長距離でも疲れを感じさせないフランス車らしいインテリアだ
コクピットの背後、ミドシップレイアウトで搭載されるのは1.8リッターの直列4気筒DOHCターボ。
最高出力 252ps/6000rpm 最大トルク32.6kg・m/2000rpm のパワーとトルクをもち、
扱いやすくどこでもアクセルを開けられて 放たれるスポーツ4発エンジンらしい勇ましいサウンドはついアクセルを踏みたくなる、とにかく軽快なエンジンフィーリングだ
その4発ターボに組み合わせるトランスミッションは、ゲトラグ製の7段デュアルクラッチ式AT。
カーボンアイテムに囲まれたスイッチ式のシフト操作パネルや、レッドのエンジンスターとスイッチ
スーパーカー同じような、ドライバーをやる気にさせるらしい演出だ。
Dスイッチを押し、オートモードで走らせれば、普通のクルマのような楽々ドライブもできるが
やはりパドルシフトを使い、思いのままに操りたいところ。

大型のパドルシフトは操作がしやすく、パンッパンッと電光石火のシフトアップ・ダウンを可能にします
メーターは、視認性のよいフルカラーのTFT液晶メーター
ドライビングモード選択でグラフィックが変わるというギミック付きだ
ステアリングにある赤い”スポーツ”スイッチを長押しすれば、トラックモードが起動する
メーターデザインは、昨今のレーシングカーのような横型のレブカウンターを主体にしたデザインに。
7インチのセンターモニターは車両のテレメトリーデータを表示させることもできる
思わず手に汗握り、アクセルを踏みたくなる。ドライバーをその気にさせるギミックだ
搭載されるオーディオシステムはフランスの名門オーディオメーカーのFOCAL製。
軽さと音質を両立したライトウェイトスポーツには理想的なスピーカーだ
リネージには、サブウーファーも備えられ、
迫力あるサウンドを響かせながら快適なドライブを叶えてくれます
トランクスペースはそこまでの大きさはありませんが、
前後にちゃんと完備しているのもA110のいいところ
リアのトランクルームの容量は96リッター
ちょっとした旅行くらいの荷物量でしたら積載可能。
長距離旅行へと出かけるGTカーとしての役目も果たしてくれます

このクルマはロータスやアルファロメオ、ポルシェといった各メーカーが送り出したミドシップスポーツの良き特徴
軽さであったり、刺激的なところであったり、安心感であったり、各メーカーのクルマたちの良い所を取り入れて そこへフランスメーカーらしい世界観を融合させた、
文字通りの良いとこどりな一台なんです
その独特なスタイリング
元気のいい4発ターボと軽量ミドシップレイアウトが生み出す軽快なフットワーク
ドライビングフィールが手に取るようにわかりやすい扱いやすいその走り
そしてドライバーを疲れさせない快適性を備えたフラ車らしい味付け。
見て乗って心が躍る、理想的なミドスポーツ。
ALPINE A110 走り出せばきっと、あなたも虜になる そんな一台、手にしてみませんか?
◇◆お知らせ◆◇◆
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【野中誠太選手プロフィール】
・2000年生まれ/埼玉県川口市出身
・2021年 FIA-F4日本選手権 シリーズチャンピオン(6勝)
・2024年 スーパーフォーミュラ・ライツ シリーズ3位
・2022年よりSUPER GT・GT300クラスに参戦(2024年:シリーズ9位/埼玉Green Brave)
・2025年 全日本スーパーフォーミュラKDDI TGMGP TGR-DC、SUPER GT 埼玉Green Brave、
SUPER 耐久 埼玉Green Brave、GTアジア TOYOTA GAZOO RACING INDONESIA参戦中