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心揺さぶる蒼き閃光 BMW M2 competition ’18

BMW Mを代表するモデルと問えば、多くのひとはM3と答えるだろう。

E30 M3から続く系譜は、数々のドライバーを魅了してきた。

実用性を残しつつ、明らかに標準車とは異なる存在感。
エンジンに火を入れ、ひとつコーナーを抜ければ、
スッと頭が入る俊敏なハンドリングと蹴り出す加速に心が掴まれる。

だが時代とともにM3は進化し、そして大型化していった。
E型のM3を駆ったことがあるドライバーにとっては、
今のM3はもう“別の車格”と言えるだろう。

そんな中、BMW Mがもう一度原点を見つめ直して生まれたのが「F87 M2」。

M3/M4の血統を受け継ぎながら、
よりコンパクトなボディに“操る歓び”を凝縮したモデルだ。

前後にはM3/M4譲りのアルミサスペンション。
ワイドフェンダーと拡大されたトレッドが、
小さなボディをしなやかに支える。

搭載されたのは、扱いやすく伸びのある特性で高く評価されたN55エンジン。

気持ち良いサウンドを響かせるその走りは、
軽快さと剛性感、親しみやすさと緊張感が同居する、Mらしい黄金比で、「まるで現代に蘇ったE46 M3」とクルマ好きを歓ばせた。

そして2018年。
そのF87 M2をさらに研ぎ澄まし、より獰猛に仕立てたモデルが登場する。
それがM2 Competitionだ。

心臓部には、兄貴分のM3/M4と同じS55型3.0L直6ツインターボを搭載。
最高出力410ps、最大トルク56.1kgm。
レスポンスは鋭く、回せば荒々しく吠える、まさに“獣”の息吹。

そして驚くべきは、車格が上である兄貴分のM3/M4にさえ用意されたかった大径のブレーキシステムを備えていること。

コンパクトなボディに圧倒的な剛性とパワー、
そしてそれらを受け止めるための強靭な制動力。

それはまるで、「上位車種に真っ向勝負を挑む」というMからの挑戦状。

F87 M2 Competitionは、近年まれに見る“Mらしさ”を全身に宿した一台として、
Mファンの心を再び熱くさせた。

ひとたび駆り出せば、スリリングで獰猛な魅力と、
BMW Mの哲学そのものが伝わってくる。

”心を揺さぶる蒼き閃光”

このクルマを駆る時、きっとあなたは夢中に、そしてMの虜になる。

行き交うクルマの中でも、異質な存在感を放つボディカラーは、
F87M2の登場と共に用意された ”ロングビーチブルー”

その名はアメリカ西海岸カリフォルニアのロングビーチ市街地コースに由来する。

陽光を浴びれば眩しく輝き、
曇天の下では深みを増し、
夜の街灯の中では妖艶な輝きを放つ。

走る歓びと情熱を何倍にも増幅する蒼き閃光のような、そのカラー

ストリートで、サーキットで、映えないはずがない!!!

鮮やかな車体に映し出されるのは、全幅1850㎜に拡幅されたマッチョな造形。

BMW Mを名乗るのに相応しい、力強さを示しながらも、
どこか美しささえも感じさせるプレスラインが車体に描かれる。

M3/M4の弟分?

いやいや、車体は小さいけれど、こっちの方が筋骨隆々なアスリート体形である。

兄貴の背中を追いかけていたら、いの間にか弟がスポーツで大成しちゃった!!まるでそんなことを感じさせるかのような戦闘的な佇まいである。

そんな弟の足元には、
フロントには6ピストン対向キャリパー、リアには4ピストンを採用。

ローター径はフロント400mm、リア380mmと、
兄貴分であるM3/M4よりも大型化されたブレーキシステムを備える。

スポーツ走行でも安定した制動を維持し、ペダルタッチは常に正確でリニア。

足まわりはM3/M4譲りのアルミ製サスペンションアームと専用ダンパーを採用し、軽量かつ高剛性。
拡大されたトレッドと合わせ、旋回時の接地感と反応性を飛躍的に高めている。

小さなボディに備える制御力が、M2competitionをよりMらしい魅力に引き上げる。

F87M2が発表になり、「E46M3の再来」と言われた当時、
コンパクトなボディサイズと共に、個人的に嬉しかったのは、
E46M3を印象付けたボンネット中央が膨らむパワーバルジを有するボンネット。

これはN55エンジンを搭載するのであれば、別に必要なかったものだと思う。

そう、既にこの時、より獰猛なM社のエンジンを搭載することを予感させていたのだ。

M2 Competitionに搭載されたのは、兄貴分であるM3/M4と同じ、
S55型3.0L直列6気筒ツインターボエンジン。

N55の素直さと扱いやすさをベースに、ツインターボ化・鍛造クランクシャフト・独立冷却系を採用するなど、より“モータースポーツの血”を色濃く受け継いだユニットだ。

最高出力410ps、最大トルク56.1kgm。
中回転から一気に吹け上がる獰猛なレスポンスと、
ターボでありながらリニアなトルクの立ち上がりが魅力。

あのパワーバルジは、まさにこのエンジンを収めるための“伏線”だったのかもしれない。
見た目にも、走りにも、Mが仕掛けたドラマが詰まっている。

STARTスイッチをプッシュすると、荒々しく目覚めるS55エンジン。
冷間のブリッピング音が周囲の空気を震わせ、タコメーターの針が勢いよく跳ね上がる。

M3/M4が4連メーターを備えるのに対し、M2 Competitionはシンプルな2連メーター構成。
その上端には、Mカラーで彩られた「M2」ロゴが誇らしく輝く。

最高出力410psを5,230〜7,000rpmで発生。
最大トルク550Nmを2,350〜5,230rpmで発揮し、
低回転から圧倒的なトルクを立ち上げつつ、
レッドゾーンの7,600rpmまで淀みなく吹け上がる。

回転フィールは、ターボでありながら自然吸気のようにリニア。
スロットルを開けるたび、エンジンがドライバーの神経と直結する感覚に包まれる。

「いま、クルマと意志を交わしている」
そう感じさせる瞬間こそ、Mモデルが持つ“操る歓び”の真髄である。

トランスミッションは、パドルシフトを備えた7速M DCT。

右手の指先が軽く弾かれると、ギアが瞬時に切り替わり、
バンッ!バンッ!と電光石火のシフトアップ。
回転計の針が跳ね、景色が一気に流れ出す。

次の瞬間、コーナーを前に左手でパドルを引けば、
DCTが素早くブリッピングを行い、エキゾーストが鋭く吠える。

ターボの息づかい、マフラーから響く乾いた炸裂音、
そしてシフトショックすら演出の一部に感じられる。

加速も減速も、音と動きが完璧にリンクするこの感覚。
それは、まるでマシンと自分の鼓動が重なるような瞬間だ。

BMWらしいシンプルかつ機能的なインテリア。

ドライバーの感覚を最優先に、
シフトノブやセンターコンソール周辺は手の動線に合わせて絶妙に配置され、
視線の移動が最小限に抑えられるよう緻密にデザイン。

あるべきものがあるべき場所にあるということは、
Mモデルを操るということの没入感は自ずと高まる。

ブラックを基調に、随所にブルーのステッチを配したコーディネートがされ、
前席には一体型ヘッドレストを備えたダコタレザーのバケット型の「Mスポーツシート」を装備。

「M2」のロゴにはイルミネーションが備わっている。

ドアを閉め、シートに身を沈める瞬間、そこからもう、Mの世界は始まっている。

余計な演出ではなく、すべてが“走るため”に整えられた室内のM2コンペティション。

だからと言って必要以上に身構える必要は一切ない。

スパルタンなモデルではあるが、後席は大人2名が座れるだけでなく、4:2:4の3分割可倒機構が備わっており、フレキシブルに使うことができる。

ベースモデルなった2シリーズクーペ変わらない使い勝手をきちんと有するのは、
BMW Mの良きところ。

過激な面をもちながら現代的な安全装備もしっかり備えているのもポイント。

ゆったりと走れば乗り心地は多少硬いが使い勝手の良いコンパクトクーペだ。

そう、アクセルをうかつに踏み込まなければ・・・。

アクセルを踏み込んだ瞬間、空気が変わる。
ターボが息を吹き、リアタイヤが路面を掴む感触、
そのわずかな動きの中に、Mの狂気と歓びが共存している。

このクルマに魅了されると、自制心が必要かもしれない。
はっきり言って、乗り手を選ぶ。
だがそれでいい。万人受けなんて、どうでもいいのだ。

獰猛で俊敏、そしてどこまでもピュア。
このクルマの立ち位置は“コンペティション”
すなわち、戦うためのマシン。

ここまで読んで、もし少しでも心を揺さぶられたなら、
どうか一度、そのステアリングを握ってみてほしい。

“心を揺さぶる蒼き閃光” BMW M2 Competition。

実用性をも備えたそのBMW Mの走りは、
あなたの理性を置き去りにする。

◇◆お知らせ◆◇◆

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【野中誠太選手プロフィール】
・2000年生まれ/埼玉県川口市出身
・2021年 FIA-F4日本選手権 シリーズチャンピオン(6勝)
・2024年 スーパーフォーミュラ・ライツ シリーズ3位
・2022年よりSUPER GT・GT300クラスに参戦(2024年:シリーズ9位/埼玉Green Brave)
・2025年 全日本スーパーフォーミュラKDDI TGMGP TGR-DC、SUPER GT 埼玉Green Brave、
  SUPER 耐久 埼玉Green Brave、GTアジア TOYOTA GAZOO RACING INDONESIA参戦中

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