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哲学を纏ったグランドツアラー BMW ALPINA B3 3.3 limousine 6MT ’01

BMWでもない、Mでもない。

それは、ALPINAという哲学から生まれたもうひとつの選択肢。

BMW E46・3シリーズをベースに、 上質な移動と知的なドライビングの両立を追い求めたのが、
ALPINA B3 3.3 Limousine。

ただのスポーツセダンではない。
速さや刺激を競うのではなく、走るという行為そのものの質を高めたクルマである。

走り出してすぐに感じるのは、 必要にして充分なトルクを、
正確かつ滑らかに生み出す精緻な内燃機関の存在。

専用設計の3.3L直列6気筒エンジンに 6速マニュアルトランスミッションを組み合わせたそのフィールは、数字では測れない「人の感覚に寄り添う走り」を提供してくれる。

アイドリングでは静かに低音を奏で、 高回転まで回せば、透き通るようなサウンドが心を満たす。
だが、それは決して“刺激”の類ではない。

あくまで滑らかで、どこまでもナチュラル。
クルマと対話するような、密やかな高揚感がそこにはある。

少しでもクルマに覚えのある人なら、 その違いにすぐ気づき、こう思うはずだ。
「なるほど、さすがはアルピナ。」

そして、そっと想いを馳せる。
このクルマを生み出したエンジニアたちの思想に。
自動車という工業製品と心を通わす時間の味わい深さに。

過剰な演出はない。
ただ静かに、心に響く走りがある。

その哲学を、あなたの手で確かめてみませんか?

まず目を奪われるのは、 深く濃く、そして静かに艶めくアルピナグリーンのボディカラー。

アルピナを象徴するその美しき緑は、 自然光や背景によって多彩な表情を見せる。

美しく緑の車体に走るのは、ゴールドのデコレーションライン。

線は細く、主張は控えめだが、 “クラシックな趣”がある。

その“クラシックな趣”が、年を重ねたE46世代の車体に完璧に調和する。

そう、アルピナの仕立ては実に調和がとれている。

スッと低く構えた車高も、低すぎず、高すぎず。
街を流しても、ワインディングを走っても、どこか余裕を感じさせる絶妙なバランスだ。

その足元を彩るのは、 アルピナの代名詞ともいえる細身のスポークが美しいクラシックホイール。
上品でありながら、力強さも宿すその意匠は、 走りへのこだわりを静かに物語る。

高性能車であるアルピナには、エアロパーツが装着される。

だが、その手数はあまりにも少ない。
フロントリップスポイラーと、トランクスポイラーの2点のみ。

まるで、「必要なものだけを足す」という哲学が、 造形にまで現れているかのようだ。

過度な演出は一切なく、 ただ静かに、気品を湛えるこの佇まいは、
“美しい意志”を纏ったグランドツアラーのようだ。

ボンネットの下に潜むのは、 アルピナファンのみならず、BMWファン、Mファン、
そしてすべてのクルマ好きの心をくすぐる特別な生い立ちを持つエンジンユニット。

実はE46世代のB3 3.3には、3種類のエンジンが存在する。

ひとつは、欧州仕様や日本正規導入車の標準型に搭載される、M52TUB28をベースとした E5/1

もうひとつは、後期モデルに用いられる M54B30ベースの E5/2

そしてこの個体に搭載されているE4/6 その正体は、
北米仕様のE36 M3に搭載されていたSOHCの直6エンジン「S52B32」をベースに、
アルピナが独自の手法でチューニングを施した、 いわば異端のチューニングエンジンだ。

北米M3の心臓部を受け継ぎながらも、 そのキャラクターはMとは明確に異なる。

アルピナが与えたのは、荒々しさではなく、知的で滑らかな力強さ。
S52B32をベースに、ロングストローク化・専用鍛造ピストンの採用・吸排気/ECUチューニングなど、あらゆる要素が再構築されている。

その結果生まれたE4/6ユニットは、 トルクの厚みと回転の伸び、
そして音色の澄み渡り方において、まるで別物となっている。

操るのは、ゲトラグ製の6速マニュアル クラッチのつながりとシフトフィールにも、
無用な主張がない自然体な味付けが施されている。

まさに、仕立ての妙 アルピナの哲学が、手の中からじんわりと伝わってくる瞬間だ。

アルピナ専用エキゾーストからは、 低回転では重厚な低音が控えめに響き、
ひとたびアクセルを踏み込めば、ざらつきのない澄んだサウンドが空気を満たす。

その音とともに、アルピナならではの青いメーターパネルの針が伸びていく。

高回転まで気持ちよく吹け上がるフィーリングには、
“Mの血”の熱さと、ALPINAの滑らかさという、相反する美学の共演を体感できるであろう。

インテリアは、ベースとなったE46・3シリーズの意匠を踏襲しながらも、
随所にアルピナらしい“知的な個性”が光る。

ウッドパネルや専用シフトノブ、ステアリングなど、
手に触れる場所すべてが上質で温かみのある素材でまとめられており、

ドアを開けた瞬間から、クルマ好きの心をくすぐる“トクベツ感”が漂う。

シートは座り心地やわらかなファブリック。

センターには、アルピナ伝統のクロスパターンがあしらわれており、
レザー全盛の時代にあって、これは明らかに異質で、そして魅力的だ。

この時代だからこそ許された、温もりある素材選びと色使い。

派手さとは無縁のその佇まいには、クラシックな趣と知性がにじむ。

もちろん、リアシートにもしっかりとアルピナクロスとウッドトリムが配されており、
細部まで妥協のない“仕立ての精神”が息づいている。

E46世代ゆえのコンパクトな全長ながらも、 そこは3シリーズ。

大人がしっかり座れる後席の快適性と、 ほどよい密度感が魅力だ。

トランクスペースも、見た目以上にしっかりと容量が確保されており、
ロングジャーニーの荷物や週末の旅支度にも余裕で応えてくれる。

アルピナは、走るという行為そのものの質を高めたクルマである。

そんなアルピナでの旅は特別な時間となるでしょう。

色々書いて紹介してきたが、 このB3 3.3limousineの個体の素晴らしき点は、
”何も足さない、何も引かない”という 純正状態から変更を加えられていないこと。

オーディオもごらんの通り、当時のままである。

そして、ライトの透明度や黒々として樹脂モールの様子からも窺い知れる
これまでのオーナーに愛された証のコンディション

黒いところは黒く
赤いところは赤く
そして、ウインドウのメッキモールはキラリと光りを放っている

見れば見るほど、乗れば乗るほどに、愛車に向き合い、丁寧に時間を重ねたい。

そんな気持ちにさせてくれる一台に、 あなたは出会ったことがあるだろうか。

スペックではなく、走りの質感で語りたくなる。
派手な装備ではなく、静かな仕立ての良さが光る。
オーナーの生き方や感性が、じわりとにじみ出るような存在。

このALPINA B3 3.3 Limousineは、まさにそんな一台だ。

日常を快適に走らせることもできるし、 一人の時間を深く味わう旅の相棒にもなってくれる。
そして、何年経っても、飽きるどころか ますます惹かれていく、そんな予感すらある。

これは、ただの“自動車”ではない。
長く、丁寧に、愛したくなる一台。

乗り手の人生にそっと奥行をもたらすような アルピナの哲学が息づく美しい緑を纏うB3 3.3 Limousine

◇◆お知らせ◆◇◆

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【野中誠太選手プロフィール】
・2000年生まれ/埼玉県川口市出身
・2021年 FIA-F4日本選手権 シリーズチャンピオン(6勝)
・2024年 スーパーフォーミュラ・ライツ シリーズ3位
・2022年よりSUPER GT・GT300クラスに参戦(2024年:シリーズ9位/埼玉Green Brave)
・2025年 全日本スーパーフォーミュラKDDI TGMGP TGR-DC、SUPER GT 埼玉Green Brave、
  SUPER 耐久 埼玉Green Brave、GTアジア TOYOTA GAZOO RACING INDONESIA参戦中

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