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次世代を担ったエレガント・スポーツツアラーC4S PORSCHE 911 Carrera 4S Tiptronic S ’04

次世代を担ったエレガント・スポーツツアラーC4S

PORSCHE 911 Carrera 4S Tiptronic S ’04

この時代に996に乗る意義とは何か?

それは、その時代のポルシェが何を考えて大転換を行ったのか。それを知るため。

そして、911はどのモデルに乗ってもちゃんと911であるという事を体感する為だろう

時は90年代末期。次の千年紀に向け、新たな911の時代を作る為、ボディやインテリア、911初の水冷エンジンなど、全てがオールニューで生みだされたのが ”996”

当時は伝統の空冷エンジンからの脱却や、大きく丸くなったボディデザインや特徴的なヘッドライトに否定的な声もあったかもしれない

だがしかし、登場から四半世紀ほど経った今、改めて996を見てみると、そんなに悪いものだったのか?と、あの頃の声に疑問がわいてきてしまう。

個人的にはむしろ、すごくいいクルマなんじゃないか?と「どの世代の911にもない魅力を持っている」と感じているくらい

まずは、水冷化という手段をとった事により気温や気候、シチュエーションを気にせず乗れるという現代的な実用性を手に入れたのは間違いない

そして、その独特なデザイン。911らしいスポーティなデザインに90年代後半~00年代の曲線や丸みを多用したヨーロッパ車の流行りを取り入れたデザインは996時代特有なもの

911らしいシンプルなデザイン美という面で見れば、後継モデルの997かもしれないが 996のちょっとアクのある独特なデザインは今となってはすごく流麗に見えてくる。

むしろ個性的で魅力あふれるエクステリアだと思う ボディサイズだってそんなに大きくない。現代基準で言うとコンパクトな部類だ。

そして、2002年にフェイスリフトを含めたマイナーチェンジの時に追加されたのが、今回ご紹介するカレラ4Sだ

オリジナルのカレラシリーズより60mmワイドになったターボ譲りのボディに、同じくにターボ譲りの足回りにブレーキ、そして4WDシステム。優れたシャシーで優れた運動性能と4WDシステムで抜群の安定感を手に入れた一台だ

まずはポルシェラヴァーなら憧れるワード”ターボ”の譲りの抜群なスタイリング。 開口部が大きく広がったバンパーに、ダクトのついたリアバンパー。ツイストしたデザインのホイール。あちこちにターボ譲りの要素がちりばめられている そしてリアフェンダーが60mm広がるワイドなボディは、996の持つスタイリングのよさを強調するものに。 その立ち姿だけでウットリしてしまいませんか?

そして優れたシャシーとその運動性能。しっかりと剛性感があり安心感あるドライビング感覚を与えながらも、どこか歴代911と通ずるアナログ的なステアリングフィールもしっかり残す。

RRレイアウトの動きを頭に入れ、荷重移動を意識しながら、ワインディングを走らせる。その気持ちよさは、他には代えがたいものがある。

ワイドボディに収まる295サイズのファットなタイヤ×4WDで高速域での安定感は抜群。 スポーツカーであり、ハイスピードクルージングをするツアラーとしての役目をしっかりこなす。

そして、このクルマはインテリアにテラコッタという心惹かれるインテリアがチョイス。 エレガンスな要素も取り入れ、優雅に走るツアラー・ナインイレブンとしてのキャラクター付けがしっかりされている

そんなキャラクターがしっかりしているからこそ、ゆったりとイージーに乗りこなせるティプトロニックのオートマティックという選択が素晴らしいものに感じられる

スポーティでエレガント。そしてクラシックモダン。 優雅なるグランドツアラー”996C4S”を駆り、トクベツな時間を過ごしませんか?

Turboと同じ183CMのワイドボディを採用する4S。 大きく張り出したリアフェンダーや、リアバンパーに大きく空くダクト。その姿は他の996にはない凄みを感じられる

”スポーツカーは後ろ姿のカッコ良さが大事!!”

そう思わせるには充分、いやそれ以上な印象を放つ

4Sに採用されるのは、空冷を彷彿させる真一文字に繋がるテールライト

いつの時代も、このリアビューに憧れるクルマ好きは少なくないはずだ

足元にはTurbo譲りの赤いキャリパー&ローターでスポーティさを強調する

ホイールはこの996時代を象徴する、ツイストデザインのホイールを履く。

大きなエアダクトであったり、エアロパーツも曲線を多く使われているデザインが、この時代のジャーマンスポーツの特徴 そんなワイドなフェンダーと295幅の太いタイヤを見せつけるリアビュー。

そのたくましさは唯一無二と言えましょう

そのスポーティさが特徴的なカレラ4S。

しかし、対照的にインテリアカラーは華やかでエレガンストなトクベツ感に満ちている。

オプションコード09991。これはExclusive Manufakturであり、この4Sにはテラコッタのレザーインテリア。

これにより、この4Sを優雅なグランドツアラーへと仕立て上げている。 優雅でクラシックモダン。

無理と速度を上げて飛ばすでもなく、ただ気ままにクルーズするドライブする、そんな使い方がこの4Sには似合うかもしれない。

優雅なインテリアでゆったりとクルージングを楽しむ。その楽しさを倍増させるため、この4Sにはサンルーフが備わります

そんなエレガントな空間をよりトクベツなものへと演出するのも

”エンジン”と”トランスミッション”のお仕事だ

搭載するエンジンは320PS/370NMを発揮する3.6リッターNAフラットシックス

下からグググッとトルクを生み出す必要充分な力強さ、そして高回転でのフラット6特有の心地よいサウンド。

アクセルを踏むだけでも多幸感に浸れるのがフラット6エンジンの魅力的なポイントだ

そこへ組み合わせるのはトルクコンバーター式の5速ATティプトロニック

ティプトロニックの何より魅力的なのが、あまり多くは考えず、イージードライブができる点だ

クラッチを踏んで自分でギアレバーを動かしてっていう自ら操る楽しさがあるMTもいいが

2ペダルのトルコンATでゆったり走る。

もしあなたが911に”気持ちよく優雅に流すクルージングカー”としての役割を求めているのであれば、こちらの方が適役だろう

何よりテラコッタのインテリアのある優雅さだったらTipでユッタリというのが合うでしょう

もし自分でギアを選択してちょっとしたいってときはハンドルにあるスイッチを操作すればいい。

片手でポチっとギアを下げ、アクセルを踏み込めば一気に加速体制に。心地いいフラット6サウンドと共にイージーにハイスピードクルージングへと移行できる

4WDシステムは、フロントに最小5%から最大40%まで、必要に応じてトルクを配分し、その安定感は抜群なもの。全天候型911としても活躍できる

日常使い、週末のドライブから温泉地への小旅行まで、トクベツな時間を過ごすことが出来る愛車に4Sを選択してみては?。

そんな優雅なクルージング空間をより快適にする装備も完備

シートは細かい調整ができる電動式。メモリー機能も備わってるのでスイッチを押せばすぐに自分の好みの位置にできますよ

そして冬の寒い時期もぬくぬくと快適にドライブできるシートヒーターも備えます

そしてオーディオはBOSEのサウンドシステムを装備。いい音楽をいい音質で聞きながら、ティプトロニックに任せてフラット6で快適にクルージング なんて至福の時間なことでしょう

欧州をはじめとする世界的な環境問題へ対処すべく、993型まで続いた空冷エンジンにピリオドを打ち 初の水冷エンジンへと大変革を果たした996世代

水冷化という選択はそれまでの空冷派の皆様からしてみれば邪道だったかもしれない。 しかし、そのエンジンの大変革は、環境性能に優れた性能を得ただでけなく

それによって得た「夏の暑い時期などの気候や、使用するシチュエーションを気にせずサッと乗れる」 という”自動車”としての実用性を得たのだ

そのことにより多くの人にとってポルシェ911を手にするハードルを下がり、911を手にする人が増えたのはおそらく間違いないでしょう

事実、996の登場、911の水冷化という大転換から25年以上たった今でも911という歴史が続いている。 世代を変えるごとに進化と熟成を重ねていき、911は素晴らしいクルマの代名詞のままだ

水冷移行という転換点を感じ、今に繋がる911の歴史を知っておくのは、911乗りの履修項目ではないだろうか?

そんな”996”をせっかく所有するのなら、 ターボルックなポルシェらしいスポーティさと テラコッタインテリアでエレガントな魅力を放つ

クラシック・モダンなカレラ4Sはいかがでしょうか?