ゴルフファナティックに捧ぐ ”R” 20年の集大成
Volkswagen Golf R 20 Years ’23
ゴルフRの前身、MkⅣのR32が2003年に登場してから20年 Ⅳ→Ⅴ→Ⅵ→Ⅶ→Ⅷと、その”Racing”な血筋は受け継がれ、文字通りの羊の皮をかぶった狼は進化を続けてきた
そして、その20年の集大成がこの”20Years”なのだ そういっても、よくある名前だけのモデルでしょ？ いやいや、そんなことはございません
その実力は歴代”R”最強 高回転にふった専用チューニングを施したエンジンを搭載し、官能的なサウンドな専用のAkrapovicエキゾーストを装備
333psという歴代最高のスペックを誇り、0～100㎞/ｈの加速を4.6秒でこなす そして改良を重ねたシャシーにサスペンション。
電子制御デバイスもトルクベクタリングやサスペンションのセッティングなども磨きがかけられ DCCにはより走りを意識した専用のドライビングモード、”スペシャル”と”ドリフト” という普通のRにはないモードが備えられ より進化を重ね「走る・曲がる・止まる」を極限まで高め、走る喜びをより高いものへと進化させている
そしてエクステリアもインテリアも、それに相応しいトクベツな仕立てられ ゴルフらしく実用性や安全性もしっかり完備 絶え間なく進化してきたゴルフ”R”の歴史 20年の集大成、その走りを感じてみませか？
エクステリアは、初代のアイコンデザインを現代へと受け継ぐCピラーがゴルフの特徴的なポイント
スリムになったラジエーターグリル、フロントからリヤへと伸びるシャープなスライスラインがスタイリッシュなフォルムを形作る
ボディカラーはピュアホワイト デザインアクセントとして、各所にブルーのカラーが配され
その足元をブラックの19インチホイールが際立たせ、その奥にはブルーの18インチのブレーキシステムが
スポイラーは増加したパフォーマンスに応えるべく大型の専用リアスポイラーを装備
より多くのダウンフォースを得られるだけでなく、ルックスから”そこらのRとは違うんだぞ”ってゴルフファナックの皆にアピールできるトクベツ感
20Yearsに搭載される直列4気筒2.0リッターターボエンジン EA888型ユニット
パワーユニットはノーマルのRと同じではありますが、ECUの専用チューニングによって ノーマルのゴルフRの320PSから＋13PSの最高出力333PSを発生。
トルクは420N・mと同一ながら、その発生回転数を 2100～5350rpmから2100～5500rpmとわずかに引き上げ 最高出力が発生する領域も5,350～6,500rpmから、5600-6500rpmへと、高回転よりにセット。
これによって上まで回して走る 歓びがアップ、積極的にガンガンと走れる仕様に
そして、20Yearsの特別装備としてセットされるのが Akrapovicのチタンエキゾーストシステム スポーツドライビングの気分を盛り上げる刺激的なエキゾーストサウンドを響かせるとともに、迫力あるリアビューを演出
何より、ここの皆様でしたら「アクラポのマフラー」ってだけで気分が上がってきますよね♪
さらに20Years専用装備として、 DCC（アダプティブシャシーコントロール）には 通常のコンフォート、スポーツ、レースに加え ”ドリフト”、”スペシャル”の2モードが追加！
スペシャルは、あのニュルブルクリンクの北コースでテストされ作られたモード
15段の調整機構を持つショックアブソーバーを調整することにより、ニュルのノルトシュライフェのような凹凸の多い、中～高速コーナーが多数存在する路面でもでも安定して駆け抜けられるように トラクション、安定性を重視しながらコーナリングスピードを向上させる各種パラメータがセッティングされています
ドリフトはトルクベクタリング×4MOTIONの駆動配分を切り替え、ESCスポーツモードへとの組み合わせにより 意図的にオーバーステアを作り出し、ダイナミックに振り回せる文字通りドリフト走行を狙い通りに楽しめるというもの
どちらも走り好きな人の心をくすぐるクルマ好きにはたまらないギミックですよね
ハイパフォーマンスモデルであっても、大人が4人ちゃんと乗れて、荷物もちゃんと積めて…っていうゴルフの実用性はそのまま。 昔から思想がぶれないのはVWゴルフらしさですよね
しかしよく見るとサイドの張り出しの大きいバケット形状のシートにはブルーの青いカラーリングやカーボンのテクスチャーが スポーツイメージ・特別感の演出が そのさりげなさ、流石ですね
ゴルフも8代目になり、先進的な装備ももちろん完備 プリクラッシュであったり、アクティブクルーズなどの安全装備も充実
シートにはヒーター＆ベンチレーションも完備、Harman Kardonのプレミアムサウンドシステムも備えてますので クルマに任せながら、好きな音楽を高音質で流しながら ゆったりとクルージングっていうことも、もちろん出来ちゃいます。
そりゃぁだって、最新の”世界のVWゴルフ”ですから。快適便利さはクラストップクラスですよ♪
このクルマがあれば、なんだってできる
ワインディングやサーキットでVW Racingの実力を開放し、ガンガン走った後であっても そのあとに日常の相棒、普通なハッチバックとしてパン屋さんだったり、ホームセンターに寄ることだってできてしまうのが ゴルフRの良きところ
抜群のパフォーマンスと快適性、日常での使いやすさ 全てを備えている。そう、このクルマは、まさに何でもできるオールラウンダー。
VWがもはやEV一辺倒な勢いの中、生まれた純ガソリンスポーツ ゴルフRの20年の歴史の集大成とも言える一台、日常の相棒にしませんか