カーリンクディライトは、「忘れられない愛車」と過ごす大切な時間を提供致します
0120-888-998
  • 営業時間:10:00~18:00
  • 定休日:第2、第4水曜日定休(祝日の場合は営業)、年末年始休業、GW休業、夏季休業

ジャーマン・スポーツサルーンに対するレクサスの挑戦状 LEXUS IS F ’08

あのレクサスが…?

当時このクルマが発表された時、そう驚いたのは今でも覚えている

それまでのレクサスのイメージと言えば…静粛性に優れ振動も少なく乗り心地もふんわり柔らか、
とにかく快適な移動空間

いわゆる優れた高級車…と言ったところであったと思うが
走りの楽しさという面に関しては欠けていた。
正直なところ…退屈なイメージさえあるほどに。

そんなイメージのあったレクサスに”F”という衝撃的な一手が投入された

ISに5リッターV8を押し込み、文字通りの”スーパーサルーン”を登場させたのだ。

そのターゲットはドイツ御三家のV8スーパーサルーン

AMG C63。Audi RS 4。BMW M3。

どれもミドルサイズセダンにV型8気筒エンジンを押し込み、ド太いトルクにラウドなV8サウンド。

セダンでもドライビングを楽しもうぜ!!というクルマ達だ。

これはドイツ車の十八番ではあり、御三家が競う様に文字通りの殴り合いをしていた

そんなところに、あの”レクサス”が割り込んできた。

スポーティサルーン”IS”にV8を押し込み、
富士スピードウェイの頭文字に由来する「 F 」のワードを引っ提げて

大排気量エンジンを納めるべく盛り上がったボンネット。大きく張り出したフェンダー。
そのハイパフォーマンスを主張するスタイリング。

その立ち姿は今までのレクサスがもつイメージを変える、異様なオーラを放っていた。

走りもレクサスとは思えないもの。
ラウドなV8サウンドはドライビングプレジャー、高揚感をわき立てる

動き出した瞬間から「お?やる気なんだな?」って伝わる乗り心地
足回りはハードにセッティングされ、その熱い走りにも応える仕様になっている

何より、コンパクトな車体に大排気量V8NA×FRのシンプルなパッケージングが生むハイパワーFRのスリリングな挙動

ちょっと危うい動きを操るのも楽しさってものだろう。

だがしかし、そこはレクサス。日常の使いやすさも忘れていない。

少々足は硬いが普通におとなしく乗れば、快適なミドルサルーン。
ジェントルそのもの。電子制御もしっかりしている。

人もちゃんと快適に乗れて、荷物もきちんと載せられる。日常の道具としても使えるのだ。

そして何より、世界のトヨタ製というところ。
ドイツ御三家のスーパーサルーンたちとは信頼感が桁違いってのも良きポイントでしょう。

昔は退屈なイメージさえもあったかもしれないが、
このISFが登場以降、V10NAを搭載した日本の宝石”LFA”を登場させ、
エレガントでありスポーティーなイメージを推し進めていった。

各ラインアップにFスポーツというスポーティーなグレードが設定され、今ではそれが売れ筋のラインに

レクサス=スポーティーでありエレガント。そんなイメージが定着した。

レクサスを新たなステージへと進化させた最初の一台といっても過言ではないでしょう

街中での扱いやすさ、ワインディングでの気持ちよさ。
このふたつの魅力を兼ね備えたレクサス流の羊の皮を被った狼。

LEXUS IS F

ミドルサイズに大排気量エンジンというロマンの塊で、駆け抜けてみませんか?

搭載されるのは、フラグシップである「LS600h」に搭載されるV型8気筒エンジン 2UR-FSE型エンジンをベースにトヨタ自動車とヤマハ発動機が共同開発した専用スポーツユニット

2UR-GSE

4,968 cc V型8気筒 DOHC。

過給機に頼らない自然吸気のエンジンで最高出力423 PS / 6,600 rpm、
最大トルク51 kgf⋅m/ 5,200 rpmを発揮する

エンジンは低回転域からトルクに余裕があり、大人しく流している限りは、
レクサスらしく走りはジェントルそのもの。
低回転からでもキックダウンすることなくスーッと加速する。

しかし、ひとたびアクセルを踏み込むとキャラクターが一変する。

3000rpm後半に差し掛かると前方からのエンジンの吸気音が高まり、ドドッとトルクが沸き上がり、
ラウドなサウンドを響かせながら、雑な振動もなくスムーズにトップエンドにむけて
一気に吹け上がっていく。

組み合わされるトランスミッションは8速のオートマティック。

8-Speed Sport Direct Shift

LS460やGS430に搭載される8速ATをベースに、専用のセッティングが施されたISF専用のもの

この「8-Speed SPDS」は、2速から8速までのすべてのギアの段でロックアップ

トルクコンバータのオイルを介さず、ロックアップクラッチが直結することで
エンジンの回転力がよりメカニカルに伝達。
ダイレクト感バッチリでありシフトもショックも少なくスムーズそのもの

レブリミットが近くなると”ピー”とアレームを出すのだが、
そのエンジンのスムーズな吹け上がりの早さ、
多段特有のショートなギア比でアラーム音がなければ、
シフトアップしなきゃいけないのに気が付かないくらいのスムーズさ

乗ればその精度の高さに気が付くでしょう

鮮やかなボディカラーは、エクシードブルーメタリック

大排気量エンジンを納めるべく盛り上がったボンネット。
大きく張り出したフェンダーの陰影を強調させる

リアバンパーには左右で縦に並ぶ4本のエグゾーストパイプ

ISとは違うんだぞという秘めたるハイパフォーマンスを主張するスタイリング。

足元には19インチの大径ホイールを履く

その奥には名門Brembo社との共同開発

フロントに対向6ポット・リヤに対向2ポットのアルミモノブロックキャリパーが装着され

フロント360mm リア345mmの大径ドリルドローターは放熱効果の高いスパイラルフィン式を採用

V8搭載によるパフォーマンスアップをしっかりと支えます。

鮮やかなエクシードブルーメタリックのボディにコーディネートするインテリアは

ホワイトのセミアニリンレザー

トリムパネルにグラスファイバーにアルミを蒸着させたという「シルバリースターリングファイバー」のメーカーOP品をチョイス

スポーティでありながらレクサスらしいラグジュアリーさも兼ね備えています。

シートにはサイドサポートを張り出させたISF専用品

サイドにある”F”のロゴがトクベツ感を演出させる

ホールド性が向上しているのはもちろん、ベースのISから着座位置の高さが10mm下げられ、
走りの面で考えられたつくりになっています。

こうした走りの演出の一方で、そのシートは滑らかさ抜群の座り心地がよく、
適度に体にフィットするので長距離ドライブでも苦にさせません

ベースモデルがリア3人掛けなのに対し、Fでは潔く2シーター化。
スペシャリティスポーツらしさを演出。

人もちゃんと快適に乗れて、荷物もきちんと載せられる

V8が乗っているという事以外は、いたって普通のセダン。
日常の道具としても使えるのがISFの良きポイントですよね。

発表当時、IS Fは同時期デビューな「日産のR35GT-R」に対するトヨタの答えだ…とか言われたり
対向車だ!と書かれたりと、何かと比べられたりしていたが、個人的には全く違うと思う。

あちらは2ドアクーペでV6ターボに4WDトランスアクスル。
速さの為に創り出されたクルマ。

こちらはシンプルな大排気量V8NAエンジン×FR×4ドアセダン。
正直速さを極めるには無駄の多い不利なパッケージングではある

でも、このクルマの本質は、”無駄を楽しむ”というコトにある

ISFというクルマは”素直にドライビングを楽しもうぜ”っていう
トヨタ・レクサスからのメッセージだったのでは?

響くV8サウンド、ハイパワーFRの操る歓び。
ドライビングが楽しくて、人も荷物も載せられて快適。
そんなのいい車に決まってるじゃないですか

このFの血筋を受け継いだ「RCF」も今年、2025年での生産終了がアナウンスがされてしまった

そんな今だからこそ Fの始まりである、IS F。

そのステアリングを握る意味があるのでは?

https://youtu.be/9okHaSAu5cw

◆◇◆お知らせ◆◇◆

大切なポルシェ、BMWを次のオーナー様へ大切に引き継ぎます!
買取/委託販売 お気軽にご相談ください。

カーリンクディライト浦和インター店
買取/委託販売/整備/オイル交換/カスタム/サーキット走行

ポルシェ911 ポルシェケイマン ポルシェボクスター
ポルシェ718ケイマン ポルシェ718ボクスター
BMW M3 BMW M4 BMW M2 BMW M5 BMW M6 BMW M8
その他、輸入車スポーツモデルもお気軽にご相談ください。