
BMW Mは、ただのスポーツブランドではない。
その哲学に、世界中のクルマ好きが心を動かされた。
1985年、初代M3が誕生。
グループAホモロゲーションモデルとして設計されたE30 M3は、
レースと日常をつなぐ“究極の一台”として、多くのクルマ好きの心を捉えた。
以来、M3は時代ごとに形を変えながら、 走りを愛するクルマ好きとの絆を深めてきた。
そして、30年目の節目。
M3の歴史を継ぎ、未来を語るために生まれたのが、 この“30 Jahre ”
ボディカラーはE30 M3 Evo IIをオマージュしたマカオブルーメタリック 日本導入は30台。
この一台を“オリジナルのまま残すべき”という声もあるだろう。
確かにcompetitionをベースにした30 Jahreは、そのままでも十分すぎるほどの高揚感を与えてくれる。だが、その高揚感に魅せられた者は、さらなる高みを求め、
緻密なチューニングによって「走り」を研ぎ澄ませていく。
なぜなら、BMW Mとは “モータースポーツの技術を公道に昇華させる”哲学そのものだからだ。
この30 Jahreもまた、Mの精神に共鳴するクルマ好きよって、パーツの選定からセッティングまで、
高次元で仕立てられてきた
走りを愛するMファンに贈る ”M”の記念碑 ”30 Jahre”と共に駆け抜けませんか?

ボディカラーは、通常モデルのM3/M4には用意されない特別なカラー
当時のE30 M3 Evo IIをオマージュしたマカオブルーメタリック
光と影で表情を変化させる妖艶なボディは、 深い歴史と孤高の個性の証
そしてなにより、Mのスピリットを色濃く継承している”タダモノではないM”であることを
周囲に知らしめる

走りを愛するクルマ好きが、愛車に手を加えるとなったら、最初の一歩はどこであろうか?
多くの場合、選ばれるのは “脚”
より緻密な挙動と一体感を求めて、 路面を読む力、そして操る歓びを高めるために。
このM3 30 Jahreに施されたのも、まさにその文脈だ。
低く構えた車高は、KW製DDC PLUG&PLAY対応の車高調によるもの。
純正制御との連携を維持しながら、より自在なドライビングフィールを実現する。
さらに、同じくKW製のリア・トーコントロールアームが組み込まれ、
リアの追従性と安定性が高められている。
そして、フロントにはBMW純正M2 CS Racing用のクロスストラットバーを追加。
剛性強化により、ステアリングの応答性と旋回性能を研ぎ澄ませる。
すべては、ドライバーの意志に忠実に反映させ、 “走りの歓び”を、より深く味わうため。

磨き上げられた脚に履かせた“シューズ”として選ばれたのは、
BBSの誇る超軽量鍛造ホイール、FI-R センターホールへ向かって力強く伸びるY字スポークは、
大胆な肉抜きによって、その存在感を際立たせている
そこに組み合わされるのは、ミシュラン・パイロットスポーツ4S 公道でもサーキットでも信頼される、 プレミアムスポーツタイヤの代表格だ。
そして、FI-Rの彫刻のようなスポークの合間から覗くのは、
金色に輝くキャリパーと巨大なカーボンセラミックローター
M Performance純正オプションとして組み込まれたこのブレーキキットが、
“止める力”でも、このM3の特別性を語っている。

さぁ、改めて この30 Jahreの全周を見渡してみてほしい。
ボディライン、佇まい、張り詰めた空気感。
何とも言えない凄みが漂っていないか?
そう、走りを磨いたクルマは、止まっていても伝わるものがある。
それは、いまにも目の前を駆け抜けていきそうな気配と緊張感
それはきっと、走りの美学を宿した者だけが放つ“オーラ”のようなものだ。

ボディに纏うエアロとして選ばれたのは、高品質な3D Design製のカーボンパーツ
フロントリップ、サイドスカート、リアディフューザー、
そしてトランクスポイラーに至るまで、 空力バランスと造形美の両立を追求した、
統一感のあるフォルムを形成している。

さらに、ルーフスポイラーには、 BMWチューニングの雄 AC SCHNITZER製が選ばれている
実用性とスタイルを兼ね備えたこの小さな翼が、 リアセクションに確かな個性を与えている。

「30 Jahre」はM3Competitionをベースにした特別仕様車 心臓部に収まるのは、BMW Mが誇る
S55B30A 直列6気筒ツインターボエンジン
450PS/7000rpm
550N・m/2350~5500rpm
数値だけでも只者ではないことは伝わるが、 Mの真価が現れるのは、
ひとたびアクセルを踏み込んだ瞬間だ。
スロットルに呼応して瞬時に湧き上がるトルク、
そしてレブリミット7500rpmまで怒涛のように吹け上がる回転フィール
ひとたびアクセルを踏み込めば、 怒涛の加速がドライバーの理性を置き去りにする。

だが、そこで終わらない・・・
理性が薄れゆく刹那、背後から轟くのは 勇ましくも乾いたレーシングサウンド。
奏でるのは、軽量かつ高精度に造り上げられた AKRAPOVIC Evolution Line フルチタンマフラー
その音色は、ただの排気音ではない
それは、走りへの渇望に火を点け、 ドライバーのアドレナリンを鋭く刺激する“Mの咆哮”。

インテリアは、一見するといつもの機能的なBMWそのもの 華美な装飾はなく、
ドライバーの操作に徹した端正な空間…と思いきや、その実、随所に“特別”が息づいている。
ダッシュボードやドアトリムには、上質なメリノレザーを贅沢に使用。
そこに施されたブルーステッチが、控えめながらも静かな個性を主張する。
シートもブラックとブルーを基調に、アルカンターラやカーボンと絶妙に調和したコンビネーションで仕立てられ、 走りへの情熱と質感へのこだわりが共存する空間が完成している。
助手席前のカーボントリムには、 さりげなく、そして誇らしげに浮かび上がる「30 Jahre」のロゴ。
たった30台だけに許されたこの意匠は、 Mファンの所有欲を確かに満たしてくれるだろう。

前席には、Competition譲りの肉抜きが施された軽量スポーツシートを採用
日常の快適性を損なうことなく、
スポーツ走行におけるホールド性と安心感をしっかり両立させている。
そしてヘッドレストには、「30 Jahre」と「M3」の刺繍が誇らしげにあしらわれる。
その特別な刺繍が放つ存在感は、 街で、ワインディングで、サーキットで
共に駆け抜けるM乗りたちの視線を、確かに惹きつけるに違いない。

そんな特別なモデルを操るのは、
BMW Mが誇るデュアルクラッチ式7速トランスミッション、M DCTドライブロジック
クラッチペダルを排した2ペダルながら、 その変速スピードはまさに電光石火。
アクセルを踏み抜き、パドルに指をかければ バンッ!バンッ!と矢のようにシフトが駆け上がる
そのたびに、景色が一気に流れ出しドライバーの身体は背後から強烈なGでシートへと押し付けられる。
そして減速時もまた然り。
コーナー手前で左手を引けば、 瞬時にギアが落ち、ブリッピングとともに回転が合わされる
あとは、ブレーキングに集中するだけ。
思い描いた理想のラインへマシンを滑り込ませる
すべてがシームレスで、すべてが痛快。
このM DCTがあってこそ、 「走り」と「感性」がシンクロする。

そして、忘れてはならないBMW Mの優れているところ・・・
それは、日常の利便性をまったく犠牲にしない、ということ。
走りに振ったモデルであるM3sedan 30 Jahreと言えど、乗車定員は5名のまま
後部座席も 普段使いに何ら支障はない。
そして、トランクスルー機能を活用すれば、最大3人乗車でゴルフバッグを積んでの移動も可能にする。
1985年に誕生した初代M3がそうであったように、
世代が変われど、レースと日常をつなぐ“究極の一台”という思想は変わらない。
そんなBMW Mの哲学が、多くのMファンを生み出すのだ。

走りを愛するMファンに贈る、“M”の記念碑 それが「30 Jahre」
初代から続くM3のスピリットを受け継ぎ、 30年という節目にふさわしい思想と仕立てで、
現代にその存在を刻む。
外観には歴史へのオマージュを。
心臓部には激情を引き起こす450馬力の魂を。
そして、細部にまで拘った走りを追求する者だけが選ぶチューニングを施す。
ただ特別であるだけではない。
この一台には、“BMW Mとは何か”という問いへの答えが詰まっているように感じる。
停まっていても伝わる走りの気配。
ステアリングを握れば、その答えが身体中に染み渡るだろう。
いや、その真価はステアリングを握った者にしか知り得ない領域。
BMW Mファンを自認するのであれば、
自らの意志でそのステアリングを握り、 新たなMとの物語を描いてみないか?
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当店は地元川口市出身のレーシングドライバー 野中誠太選手を応援しています。
【野中誠太選手プロフィール】
・2000年生まれ/埼玉県川口市出身
・2021年 FIA-F4日本選手権 シリーズチャンピオン(6勝)
・2024年 スーパーフォーミュラ・ライツ シリーズ3位
・2022年よりSUPER GT・GT300クラスに参戦(2024年:シリーズ9位/埼玉Green Brave)
・2025年 全日本スーパーフォーミュラKDDI TGMGP TGR-DC、SUPER GT 埼玉Green Brave、
SUPER 耐久 埼玉Green Brave、GTアジア TOYOTA GAZOO RACING INDONESIA参戦中