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ただ静かに、心に響く走りがある BMW ALPINA B3 3.3 limousine 6MT ’01  

―ただ静かに、心に響く走りがある

“美しい意志”を纏ったグランドツアラー

このクルマに初めて触れ、走らせた時の衝撃は忘れられない

3シリーズがまるで別物の車に感じられるような

絹のように滑らかなエンジン、軽快であると同時に調律の取れた重厚感のある走り

カチッとしつつ優しく受け止めてくれるそのフィーリング

ただ静かに、心に響く走りがそこにあった

カーエンスージアスト達を魅了する

BMWでもない、Mでもない。もう一つの選択肢、それが

”ALPINA”

アルピナ・ブルカルト・ボーフェンジーペン社のエンジニアたちが、ドイツ ブッフローエに構えた拠点で

BMWを独自の解釈で、確かなチューニング技術と、エクスルーシブなインテリアを与え

圧倒的な速さと、傑出した快適さ。そしてそれらの素晴らしき調和をBMWに与えて生まれる

”アルピナ・マジック”

その哲学アルピナ・イズムをもとに、他のドライバーズカーにはない独自な世界観を作り出す

それがこのブランドがエンスージアストに愛され続けてきた理由

今回ご紹介するクルマは、約四半世紀前に登場した

ALPINA B3 3.3 Limousine という一台

これはALPINAの哲学から、ブッフローエのクラフトマンシップから生みだされた

E46 3シリーズにおける

BMWでもない、Mでもない

”もうひとつの選択肢”

BMW E46・3シリーズをベースに、 上質な移動空間と、圧倒的な速さ

知性とドライビングエモーショナルの両立を追い求めたのが

ALPINA B3 3.3 Limousine というクルマだ

もちろん、ただのスポーツセダンではない。

速さや刺激的な走りを追い求めるBMW M とは全く違う世界観で、このクルマは形成される

速さや刺激を競うのではなく、走るという行為そのものの質を高める…というのがアルピナ流。

走り出してすぐに感じるのは、 必要にして充分なトルクを、
正確かつ滑らかに生み出す精緻な内燃機関の存在。

アルピナ専用設計の3.3Lの自然吸気直列6気筒エンジン、そこへ 6速マニュアルトランスミッションを組み合わせる

そのフィールは、数字では測れない「人の感覚に寄り添う走り」を提供してくれる。

アイドリングでは静かに低音を奏で、 高回転まで回せば、透き通るようなサウンドが心を満たす。
だが、それは決して“刺激”の類ではない。

まるで抱擁だ。

その透き通るサウンドと滑らかに回転を増していく、エンジン。それがドライバーの心を包む

そのあまりも心地の良いフィーリングに包まれ、ついアクセルを踏み込んでしまえば、あっという間にメーターの針は、かなりの数値を指している

操作系もカッチリとしつつ重厚感のある信頼のおけるフィーリング、そして包まれるような柔らかな乗り心地。

あくまで滑らかで、どこまでもナチュラル。


ゆっくりと、確かにクルマと対話するような、密やかな高揚感がそこにはある。

少しでもクルマに覚えのある人なら、 走り出せばその違いにすぐ気づき、こう思うはずだ。
「なるほど、さすがはアルピナ。」

そして、そっと想いを馳せる。
このクルマを生み出した、アルピナのエンジニアたちの思想に。
自動車という工業製品と心を通わす時間の味わい深さに。

過剰な演出はない。
ただ静かに、心に響く走りがある。

その哲学を、あなたの手で確かめてみませんか?

まず目を奪われるのは、 深く濃く、そして静かに艶めくアルピナグリーンのボディカラー。

アルピナを象徴するその美しき緑は、 自然光や背景によって多彩な表情を見せる。

美しく緑の車体に走るのは、ゴールドのデコレーションライン。

線は細く、主張は控えめだが、 “クラシックな趣”がある。

その“クラシックな趣”が、年を重ねたE46世代の車体に完璧に調和する。

そう、アルピナの仕立ては実に調和がとれている。

スッと低く構えた車高も、低すぎず、高すぎず。
街を流しても、ワインディングを走っても、どこか余裕を感じさせる絶妙なバランスだ。

その足元を彩るのは、 アルピナの代名詞ともいえる細身のスポークが美しいクラシックホイール。

上品でありながら、力強さも宿すその意匠は、 走りへのこだわりを静かに物語る。

アルピナには、高性能車らしくエアロパーツが装着される。

だが、その手数はあまりにも少ない。

基本的にはフロントリップスポイラーと、トランクスポイラーの2点のみ。

まるで、「必要なものだけを足す」という哲学が、 造形にまで現れているかのようだ。

過度な演出は一切なく、 ただ静かに、気品を湛えるこの佇まいは、

“美しい意志”を纏ったグランドツアラーのようだ。

ボンネットの下に潜むのは、 アルピナファンのみならず、BMWファン、Mファン、
そしてすべてのクルマ好きの心をくすぐる

特別な生い立ちを持つエンジンユニットが搭載される

この個体に搭載されているのは E4/6

その正体は、北米仕様のE36 M3に搭載されていたDOHCの直6エンジン「S52B32」をベースに

アルピナが独自の手法でチューニングを施した、 純度の高いチューニングエンジンだ。

北米M3の心臓部を受け継ぎながらも、 そのキャラクターはMとは明確に異なる。

アルピナが与えたのは、荒々しさではなく、知的で滑らかな力強さ。
S52B32をベースに、ロングストローク化・専用鍛造ピストンの採用・吸排気/ECUチューニングなど、あらゆる要素が再構築されている。

その結果生まれたE4/6ユニットは、 トルクの厚みと回転の伸び、
そして音色の澄み渡り方において、まるで別物となっている。

操るのは、ゲトラグ製の6速マニュアル

クラッチのつながりとシフトフィールにも、
無用な主張がない自然体な味付けが施されている。

まさに、仕立ての妙 アルピナの哲学が、手の中からじんわりと伝わってくる瞬間だ。

アルピナ専用エキゾーストからは、 低回転では重厚な低音が控えめに響き、
ひとたびアクセルを踏み込めば、ざらつきのない澄んだサウンドが空気を満たす。

その音とともに、アルピナならではの青いメーターパネルの針が伸びていく。

インテリアは、ベースとなったE46・3シリーズの意匠を踏襲しながらも、
随所にアルピナらしい“知的な個性”が光る。

ウッドパネルや専用シフトノブ、ステアリングなど、
手に触れる場所すべてが上質で温かみのある素材でまとめられており、

ドアを開けた瞬間から、クルマ好きの心をくすぐる“トクベツ感”が漂う。

シートは座り心地やわらかなファブリック。

センターには、アルピナ伝統のクロスパターンがあしらわれており、
レザー全盛の時代にあって、これは明らかに異質で、そして魅力的だ。

この時代だからこそ許された、温もりある素材選びと色使い。
派手さとは無縁のその佇まいには、クラシックな趣と知性がにじむ。

もちろん、リアシートにもしっかりとアルピナクロスとウッドトリムが配されており、
細部まで妥協のない“仕立ての精神”が息づいている。

E46世代ゆえのコンパクトな全長ながらも、 そこは3シリーズ。
大人がしっかり座れる後席の快適性と、 ほどよい密度感が魅力だ。

トランクスペースも、見た目以上にしっかりと容量が確保されており、
ロングジャーニーの荷物や週末の旅支度にも余裕で応えてくれる。

アルピナは、走るという行為そのものの質を高めたクルマである。
そんなアルピナでの旅は特別な時間となるでしょう。

色々と書いて紹介してきたが、 このB3 3.3limousineの個体の素晴らしき点は、

25年で刻んだ距離は僅か1万8千キロと少ないうえ

”何も足さない、何も引かない”という 純正状態から変更を加えられていないこと。

オーディオもごらんの通り、当時のままである。

そして、ライトの透明度や黒々として樹脂モール

黒いところは黒く 赤いところは赤く
そして、ウインドウのメッキモールはキラリと光りを放っている様子からも窺い知れる

おそらくこちらも新車時からの装着品と思われるBMW純正のウィンドウバイザーが装着されています。

こちらも分かりやすい紫外線による大きな割れや劣化もあまりなく、良好な状態を保っています

今となっては希少なアイテムかもしれません

トランクに搭載される車載工具類もしっかりと残されています

これまでのオーナーに愛された証のコンディションと言えましょう

見れば見るほど、乗れば乗るほどに、愛車に向き合い、丁寧に時間を重ねたい。

そんな気持ちにさせてくれる一台に、 あなたは出会ったことがあるだろうか。

スペックではなく、走りの質感で語りたくなる。
派手な装備ではなく、静かな仕立ての良さが光る。
オーナーの生き方や感性が、じわりとにじみ出るような存在。

このALPINA B3 3.3 Limousineは、まさにそんな一台だ。

日常を快適に走らせることもできるし、 一人の時間を深く味わう旅の相棒にもなってくれる。

そして、何年経っても、飽きるどころか ますます惹かれていく、そんな予感すらある。

これは、ただの“自動車”ではない。
長く、丁寧に、愛したくなる一台。

乗り手の人生にそっと奥行をもたらすような 一台

それがアルピナの哲学が息づき、美しい緑を纏う

B3 3.3 Limousine

その総生産台数は591台だという。

希少な一台、手にしてみませんか?

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