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そのイタリア製ミニマムロケットは、ストリートでも思わず笑顔になる程の刺激に満ちあふれている  ABARTH F595 ’22

そのイタリア製ミニマムロケットは、ストリートでも思わず笑顔になる程の刺激に満ちあふれている

ABARTH F595 ’22

アバルトがエンジンサプライヤーを務める「イタリア・フォーミュラ4」に敬意を評し、『F』の名が与えられたスタンダードモデル。F595。

キビキビと走らせられる小柄なボディーに、低回転から回すほどに盛り上がるエンジンとエキゾーストサウンド!

クイックなハンドリングに、追従性の良いしなやかなシャシーセッティング

普段使いな街中でも、ワインディングでも、サーキットでも、どんな領域でも遊び心に満ちた個性を意のままに操れる快感…!

イタリア流の ”アソビゴコロ” がここにあります。

この小さきボーイズレーサーが纏う明るいグレーのボディカラーは “Grigio Campovolo(グリジオ・カンポヴォーロ)”

飛行場を意味するカンポヴォーロの名はどこからか

それはアバルトの始祖、カルロ・アバルトが飛行場にあった航空機燃料のドラム缶に使われていた塗料が、軽量かつ空力に優れていると見抜き、それよりアバルトワークスレーサーに使われてきたという魅力的な逸話からくるもの

そしてその淡いグレーに合わせるのは、ワークスレーサーと同じレッドのレーシングストライプにブラックのホイール 熱きアバルトのレーシングスピリットを体現するエクステリアとなっています♪

F595のFの由来でもある

イタリアで行われている「F4選手権 パワード・バイ・アバルト」

そのF4マシンにアバルトがエンジンを供給しており、

搭載されるエンジンはそのユニットと同じスペックを持つ

1,368cc 直列4気筒 DOHC 16バルブ インタークーラー付ターボエンジン

165ps/5,500rpm 21.4kg・m/2,000rpmを発揮

コンペティツィオーネと比較すると15psほど低いですが そのぶん低回転域や中回転域を重視した性格にしつけられているため、アクセルペダルの踏みはじめから力がしっかり立ち上がってくれ、いわゆる実用領域でとても扱いやすいのがポイント=楽しめる領域が広いっていうこと!

ダッシュボードのスコーピオンボタンを押してスポーツモードに切り換えるとトルクが230Nm/2250rpmにアップ! それと共にエキゾーストのバルブが開き、レコルドモンツァのエキゾーストからアバルト独特の勇ましいレーシングビートを奏でます。

以前までは横に二本・二本の排気レイアウトでしたが、マイナーチェンジで縦の二本に変更されています。あなたはどちらがお好き?

そしてブレーキ。純正のF595は片押しのブレーキキャリパーなのですが、こちらの個体はコンペなどのブレンボの4podキャリパーを移植装着済み!

見た目も性能もアップグレードされていますよ♪

インテリアはベースとなったフィアット500とは基本的には同じ使いやすくシンプルなレイアウト。

ABARTHのロゴが入るSabelt製ヘッドレスト一体型スポーツシート

こちらは表皮にファブリックを使用しているのもあり、座り心地はしっとりとソフト寄り。

ダイヤモンドキルトの形に入るステッチは、適度に乗る人の重量を分散させるため滑りにくさを生んでくれるので、ドライビングに集中できるシートです。かなりいいシートですよこれ

サスペンションも追従性を重視したソフト寄りなサスペンションセッティングになっているのも相まって、乗り味はしなやかでクルマの動きが分かりやすく乗りやすさがプラスされています

そして、手足を使って意のままに操れる5速マニュアルトランスミッション! どんな領域でも楽しめるのってのがF595のいいところなんですよね。

メーターはTFT液晶タイプのメーターパネル。スポーツモードスイッチをONすれば単眼のレブカウンター主体のレーシーな画面に切り替わり、視覚的にも楽しめるのもいいポイントです

直線における加速力、コーナリングスピード、いわゆる刺激的な走り、絶対的な速さにおいてはコンペティツィオーネに軍配が上がります。

でも、それは全開で走って追い込んでいった先にある事。

F595の魅力的な点は、全開にしなくても、どんな場面でも気軽にアバルトのドライビングプレジャーを楽しめるところ

ターボラグも少なく低中回転からスッと前に出るエンジンフィールに、ソフト寄りでしっとりとした動きの分かりやすいハンドリング。

低い速度域でもクルマの動きを存分に味わえること=アバルトマジックを楽しめる時間がが広いって事!!

どんな場面でもアバルトの世界観を存分に楽しめる、 ABARTH F595 ’22

ヤンチャで楽しい、ミニマムイタリアンロケットを相棒に、街や峠を元気よく走り抜けてみませんか?