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純白純潔の ”R” NISSAN SKYLINE GT-R V-spec ’96

純白純潔の ”R” 

NISSAN SKYLINE GT-R V-spec ’96

オリジナルなコンディションを可能な限り保ち、大切に刻んだ距離は14600㎞

RB26DETTの本来の鼓動と、当時の日産が追い求めた

”V-specの理想”が、ここにある

言わずと知れた、日本が世界に誇る名車

“スカイライン GT-R”

名機RB26を搭載する第二世代GT-Rの中での二代目になるR33型

R32の伝説を受け継ぎつつ、技術的に大きな飛躍を遂げた「R33スカイラインGT-R」

よく大きくなったと言われるが、実はそれが一番の長所。

ボディの拡大と共にホイールベースが延長されたことで、超高速域での直進安定性が劇的に向上

当時の日産の最新技術をふんだんに盛り込んだ

グランドツーリング性能とスポーツ性能を極めて高い次元で両立させた、いぶし銀の一台なのだ

そして今回ご紹介するのは、ハイパフォーマンスモデルである”V-spec”

V-specの特徴的ポイントといえば

”RB26DETT×SUPER HICAS×ATTESA E-TS Pro” の凄みでしょう

日産が誇った当時の最新技術による走りの進化だ

日産の伝家の宝刀の”ATTESA E-TS”に加え、V-spec専用装備のアクティブLSDを統合制御。

後輪のトルク配分を左右で最適化し、四輪制御技術であるスーパーHICASと掛け合わせることで

R32では成し得なかった「曲がる4WD」を実現

当時の市販車としては世界最高峰のハイテクをふんだんに武装したパッケージングでした

”マイナス21秒のロマン” ニュルブルクリンク北コースにおいてR32型から21秒ものタイムアップを実現したのも

「ただ速い」だけでなく、ドライバーが安心して攻め込める「扱いやすさ」を兼ね備えるという

ある意味実戦主義を突き詰めた結果がこのタイム差を生みだしたという

そんな90年代のジャパニーズ・スポーツカーを代表するクルマ。それが

R33 スカイライン GT-R V-specだ

今回ご紹介するこの1台は、他のR33 GT-Rとは違うトクベツなオーラを放っている

まるでタイムカプセルから飛び出てきたような…

1996年、新車として迎え入れられたその日から、このGT-Rの時計はゆっくりと大事に刻まれてきた。

最初のオーナー様の時代から、そのご家族へと大切に引き継がれ

今日まで「オリジナル」の姿を保ち続けてきた

エクステリアはもちろん、エンジン・エキゾーストの機関系、そしてシートにステアリング、オーディオ類のインテリア、装着しているタイヤまでもが

新車当時のまま、30年間しっかりと保たれてきたのだ

そして、その30年と言う時の中で刻んだ走行距離は僅か「14,600キロ」

まさに奇跡の一台と言っても良いでしょう。

その時間と距離の中で行われたメンテナンスにおいて、純正では出なくなってしまった一部のパーツなどについては社外品の代用こそしていますが

このSKYLINE GT-Rという日産が作り出した人格を構成するポイント、基本的な魂は変えられていない

GT-Rの登場した90年代後半から、チューニング・カスタムのベース車として重宝された2000年代~2010年代

その時代、それぞれ流行のカスタマイズに染まることなく

RB26DETTの本来の鼓動と、当時の日産が追い求めた

”V-specの理想” それがそのまま閉じ込められている。

日産が描いた理想にこの手で触れられる。それだけでもかなりの価値があると思いませんか?

クルマ一台一台にヒストリーがある

ガレージで、そして家族の思い出の中で

オリジナルの姿を保ち、日産ディーラーでしっかりと定期メンテナスを受け

まるで家族の一員のように慈しまれてきた、この個体。

この一台のキーを受け取る…ということは

スカイラインGT-Rの歴史を、物語を後世に継いでいく…ということなのかもしれません。

日本が世界に誇る至宝、R33 スカイラインGT-R V-spec

純白純潔な一台の歴史を繋ぐ、そのバトンを受け取ってみませんか?

R33型スカイラインGT-R(BCNR33)は

先代のR32が築いた「モータースポーツでの勝利」という使命を受け継ぎつつ

より”究極のドライビングプレジャー”と”高速安定性”を追求して進化を遂げたモデルです。

ミドルサイズ・サルーンである日産ローレルのプラットフォームをベースに制作されたこともあり

ボディサイズ、ホイールベースともに拡大され、ひとまわり大柄な骨格を得ることになった

そのデザインは、R32のシャープな印象から一転

曲線なシルエットに全体的にボリューム感のある「マッチョで流麗なシルエット」を手に入れたのが特徴。

大幅に拡幅され、ワイド&ローを強調するスタイリング

機能美と迫力の融合が魅力的なポイントだ

標準のスカイラインよりも明らかワイドな前後フェンダーはより太いタイヤを履くための機能美

ブリスターフェンダーをもつボディは、GT-Rの象徴です。

特にリアフェンダーの張り出しは、R34ほど角張っておらず、筋肉質な曲線美を描いています

冷却効率を高めるための大きいインタークーラーやブレーキへの導風を計算した機能的なフロントバンパーの造形

奥に見えるインタークーラーは純正でもタダモノではなかったという証だ

リアには可変式リアウイング4段階に角度調整が可能な大型リアウイングを装備。

走るステージに合わせてダウンフォースを最適化できる、当時の最先端機能でした。

当時は「大きくなった」と言われることもありましたが、今ではそのグラマラスで伸びやかであり機能的でもある

R33世代のデザインはそれこそ

R32・R33・R34の第二世代GT-Rの中でも唯一無二な魅力を持っていると言えましょう

搭載する魂、スカイラインGT-Rの心臓部

総排気量は2,568cc 直列6気筒DOHC24バルブICツインターボエンジン。

言わずと知れた日本の至宝である「RB26DETT」

先代R32型の際に生み出されたそのエンジンは

レースに勝つため、グループAを制するというGT-Rに課せられた使命を与えられた

それを実現する為に生まれてきたのが、”RB26”そのエンジンなのだ

当時の目標にしていたレースのレギュレーションでは、ターボチャージャーなどの過給機を装着しているエンジンの場合、自然吸気エンジンに対するハンディキャップとして

総排気量に過給係数の1.7を掛けた計算式で排気量を換算。参戦車両の排気量として扱っていた

この計算で「4.5L以下のクラス」に収めつつ、最高出力が出せる計算上の上限が約2.64Lだったため、構成可能なそのギリギリの線が2568ccだったわけだ。

これは当時のライバルであったフォード・シエラRS500を完膚なきまで打ちのめす事、それを狙って設計された

2,568ccという排気量は、グループA(JTC)レースで”必ず勝つ”ためという絶対的な目的から逆算して導き出された必然の数値だったのだ

そんなバックボーンの中で生み出されたエンジンはノーマルでも8000rpmを許容する回転数、市販車としてはオーバークオリティともいえる6連スロットル

熱き情熱が生み出した、その魅力は唯一無二。

足回りは日産の十八番である、前後マルチリンク式。その追従性の高さが魅力的だ

R32型の基本設計を踏襲しつつ、ロングホイールベース化された車体に合わせて大幅な進化を遂げた点がR33の最大の特徴

またR32型に比べてサスペンションのメンバーやアーム類の取り付け剛性、ブッシュ剛性をしっかり強化されており、コーナリング時のタイヤの接地性が向上しており

ダイレクトなハンドリングと高い限界性能を両立

R32よりホイールベースを105mm延長したことで、直進安定性と高速域での挙動が安定し、トラクション性能も向上させている

また電子制御で後輪を操舵する「スーパーHICAS」を装備し、マルチリンク特有の優れた接地性を生かしながら、旋回性能を極限まで高めていた

これらの進化により、R33は「限界超えの接地性」を意識した安定感の高いハンドリングを実現しているのが特徴です

また、V-specでは標準車よりもさらに硬く引き締まったセッティングが施され、サーキット走行を見据えた仕様になっていたのも特徴でした

そして何よりV-specの特徴的ポイントが伝家の宝刀「ATTESA E-TS Pro」でしょう

標準のATTESA E-TSに加え、V-spec専用装備のアクティブLSDを統合制御。

後輪のトルク配分を左右で最適化することで、R32では成し得なかった「曲がる4WD」を実現していたのです

前型のR32型から比べ大型化&ハイパフォーマンス化したことにより、Brembo製対向4ポット/2ポットキャリパーが標準で装着されたのもR33のトピック

何かの作品においても言われている「大きくなったからダメだ」というワードをただ鵜呑みするのは、大きな間違いだろう。

R33の室内は、R32よりも居住性が向上し、「グランドツーリング」としての性格が強まっているのが特徴。

センターコンソールには3連メーターやカーボン目のパネルが使われるなどレーシーな雰囲気を強調する

シートは、スポーツ走行の激しい横Gに耐えるホールド性を持ちながらも、長時間のドライブを拒まない適度なサイズ感で設計されています。

今となっては貴重な純正シート、両脚ともに擦れや痛みも少なく、ブルーの差し色もしっかり残っている良好な状態です

先代R32型よりボディが大きく、ホイールベースが広がったことによりリアシートの居住性が格段にあがったのがR33のポイント。

トランクはしっかりとしたサイズを誇ります。GTカー的な使い方でも応えてくれます。

トランクの状態も良好。大事に乗られてきた証拠ですね

ご家族やご友人とRB26の咆哮を一緒に楽しみながらドライブへ…なんてことも叶えてくれますよ

今回ご紹介している個体は

約1万5千キロという少ない走行距離はもちろんですが

ずっとオリジナルに準じた状態を維持してきたというのが一番のポイント

GT-Rというクルマの性格上、チューニングベースやカスタムベースになった個体がかなり多いでしょう

それこそ、走りの道具という側面が強かったため粗い使い方もされてきた個体は少なくはない

そんな中、30年の間

まるで家族の一員のように初代オーナーと、そのご家族に大事にされてきた

その事を表すように、新車で出荷された姿をほぼ変えることなく保ってきた。

消耗品や、純正品のパーツが出なくなってしまったパーツに関しては一部社外品を使用してい入るが

基本的な姿はオリジナルのままだ

エキゾーストは純正品のデュアルマフラーを維持しています。

ノーマルなスタイリングな個体でもマフラーくらいは社外品を入れているパターンが多いところ、しっかりと純正を維持

ノーマルだからといって決してつまらないサウンドではない

ジェントルでありながら、野太く心地のよいRB26サウンドを奏でてくれます。

何より純正のサウンドを聴けるってのが今の時代においては貴重な体験ではないでしょうか?

そして驚きなポイントはこちらにも

足元には”V-specの新車時装着タイヤ”である

「ブリヂストン製のエクスペディア S-07」

こちらを装着しているのもポイント。

もはや走りの道具というよりも、世界的なクラシックなコレクターズアイテム的な扱いをされているGT-R

クラシックカーのコレクション的な視点でみれば

純正装着のタイヤをしっかりと残しているか…というのが好評価の対象になることもしばしば

そういう視点でいえば、純正装着タイヤのままと言うのは、かなりプラスな要素です。

ただ、この個体を

”しっかりと走らせる”

のならタイヤの交換は必須になるでしょう

タイヤの溝はしっかり残っているとはいえ、さすがに古すぎるので危険ですからね…

ですので個人的には、少々場所と手間はかかりますが

「同じ純正ホイールをもう1セット用意して、そちらに新しいタイヤを履かせる」

のが正解だと思います

「オリジナルの物」というだけでもかなりの価値がありますからね。できるなら大事にとっておきたいところです。

その世界の誇る名機RB26を思いのままにしっかりと操れる5速のトランスミッションも、

走行距離が1.5万キロ以下と少なく、フルノーマルで粗く使われていないため

そのシフトフィーリングは、ありがちなグニャグニャとしてしまう劣化もなく、カチッとしたフィーリングがしっかり残っています

そういう意味では、この個体は探してもなかなか見つけられないタイムカプセル的な

世界的に見ても”宝物”なのではないでしょうか

インテリアもオリジナルをキレイに保った良好なコンディション

今となっては貴重な純正シート

両脚ともに擦れや痛みも少なく、ありがちなサイドサポートのヨレも少なく

しっかりとした座り心地は健在。

中期型までの特徴であるブルーの差し色もしっかり残っている良好な状態です

エアコンパネルやオーディオ類などもありがちな表面の傷みもほぼなく状態は良好です。

オーディオもその時代時代の社外品が付いている場合がおおいですが

このクルマにはカセットデッキ&ラジオの純正オーディオがそのまま残っています

コレクター的な観点で言えばかなりプラスな要素ですよね

外装も内装も、機関系も純正の状態を保ち、大事にされてきたというのは

1996年式という、約30年間で1.5万km未満

かつ限りなくオリジナルに近い状態を保ち、さらに「家族間で大切に受け継がれてきた」というストーリーは、単なるスペック以上の価値

エモーショナルバリューがあるはずです

とはいえ、さすがに30年の年月は経っておりますし

かなりの低走行とはいえ”1万5千キロ”の距離は走ってるのは確かなことですので、

年式なりの多少の劣化は見受けられます

なので”新車同様”とは決して言えませんが

現存している個体の中では、かなりの状態がいい部類に入るかと思いますよ

30年間という年月の中、オリジナルを維持し

初代のオーナー様と、そのご家族により大事に紡がれてきた距離は、僅か15,000キロ。

そんなR33 スカイラインGT-R V-spec

まさに日本の宝といっても過言ではないでしょう

クルマに対する付き合い方や楽しみ方、というのは人それぞれ

このR33 GT-Rをオリジナルコンディションを維持させていく…というのもいいですし

この走行距離の少ないしっかりとした箱、変にイジられたりもしていない純潔な素性を持っているクルマだからこそ
カスタムベースにするっていうのも、もちろんありだと思います

いずれにせよ、このクルマのキーを受け取るということは

ネオクラシックな領域ど真ん中と言える90年代JDMスポーツカーの象徴”GT-R”

その歴史を後世へ継いでいく、ということには変わりはない

日本が世界に誇る至宝、R33 スカイラインGT-R V-spec

そのバトンを受け取ってみませんか?

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【野中誠太選手プロフィール】
・2000年生まれ/埼玉県川口市出身
・2021年 FIA-F4日本選手権 シリーズチャンピオン(6勝)
・2024年 スーパーフォーミュラ・ライツ シリーズ3位
・2022年よりSUPER GT・GT300クラスに参戦(2024年:シリーズ9位/埼玉Green Brave)
・2025年 全日本スーパーフォーミュラKDDI TGMGP TGR-DC、SUPER GT 埼玉Green Brave、
  SUPER 耐久 埼玉Green Brave、GTアジア TOYOTA GAZOO RACING INDONESIA参戦中

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